「木」の国、日本に住む「人」のための家づくり
一生に一度の夢、大切にカタチにします。
日本古来からの伝統が息づく在来工法の和風住宅。それは、当社がこれまで一貫してこだわり続けてきた住まいです。どんなに生活様式が洋風に変化しても、日本人は木の温もりとやさしさに深い愛着を覚えます。
当社では創業以来、匠の家の伝統を基盤に地域に密着した和風住宅を手がけてまいりました。注文住宅ならではの設計の自由さを最大限に生かし、住む人のニーズに応じた間取りプランを提案。住まいの規模に合わせて狭間(関東間)、九州・四国間、本間、メーター間の4種類のモジュールを設定し、自由に選べる配慮を行っています。室内空間は、地域での生活を考慮した二間続きの和室をはじめ、本格的な床の間、広縁など、随所に日本古来の住まいのエッセンスをとりいれています。高温多湿の日本の気候風土に適した通気性、室内の明るさを生む大きな開口部、そして、住むほどに味わいを増す木の素材感。伝統の風格あるたたずまいに、落ち着きと安らぎの空間が広がります。
安心・安全は当然ながら、地球環境やecoにも配慮した住宅を考えることは、家づくりに携わるものとして当然のことだと当社は考えます。
そのひとつの応えとして、従来の在来工法の考え方に「均一性」と「環境性」という考え方を取り入れた「木造プラットフォーム工法」を提案させていただきます。
従来の様に、現場での木材加工を出来るだけ行わず、工場で必要な材料だけ生産・加工を行います。それにより正確で均一な加工を実現し、適正な強度を得ることができると共に、残材の削減にもつながります。「木造プラットフォーム工法」は元々ツーバイフォー工法でも行われていた施工方法で、従来の在来工法とは違い、それぞれの階で床組で面体(プラットフォーム)として面構造耐力を保持する様、その上に柱を立ち上げていきます。本来在来工法の弱点ともいう気密性や断熱性などに優れ、地震や台風などの外力に対して、抜群の強さを発揮します。在来工法の持つ住宅性能に、ツーバイフォーのもつ性能をプラスした理想的な住宅といえるでしょう。
「使う材料で家の善し悪しが決まる」といっていいほど、木造の家にとって「木」は重要なものです。中でも在来木造の場合は「柱」や「梁」といった軸組の構造の為、より大きな影響があるといえるでしょう。
私たちが建てる在来工法の家は、お客様のニーズに合わせ、材料(桧、杉、地松、米松など)のそれぞれの特徴を生かし、高耐久木造住宅としての条件をクリアした長く安心して住み続けられる住宅を再現しています。
もうひとつ「見た目のうつくしさ」としての重要性もあります。「柱」をみせることが特徴の在来木造では、ひとまわり大きなその存在感が、「雄大さ」や「奥深さ」をより演出してくれます。
安全な家を作ること。そして本物を伝えていくこと。そうして私たちは木にこだわった家作りをこれからも行っていきます。